社会保険労務士ホームページ他士業事務所ホームページの現状

士業事務所ホームページの活用

士業事務所のホームページには集客を目的とした「情報提供型専門特化型Webサイト」と事務所のホームページ「コーポレートサイト」の2種類がございます。コーポレートサイトは誰(すべてのステークスホルダー)が見ても情報が伝わるもので、顧客との関係を深める目的として情報のデザイン性を高めて、事務所を常に意識してもらうような思いで作成いたします。

これに対して集客目的の情報提供型専門特化型Webサイトは問題解決の手段として、ホームページを利用して、情報提供の中から、その問題を解決するサービスを提供している事務所に辿りつく目的で作成されます。

この2つの要素を含んだサイトの構成もあり得ますが、理想的な形としてはコーポレートサイトは誰が見ても情報が伝わるようにしておき、コーポレートサイトから各情報提供型専門特化型Webサイトへバナー等でリンクするのが望ましい。また、各情報提供型専門特化型Webサイトの事務所情報の説明からは信用補完の意味でもデザイン性の高いコーポレートサイトを見てもらうような仕組みとすべきである。これはあくまでも理想であるので、現状、当社は要望により情報提供型専門特化型Webサイトとコーポレートサイトの2つの要素を含んだサイトも手掛けております。

社会保険労務士(社労士)・税理士(会計事務所)のホームページ

社会保険労務士と税理士については顧問契約獲得を目的とできる意味で他の士業とはすこし立ち位置が変わってきます。

専門分野や地域キーワードを切り口にして顧問契約を取る場合は、毎月のようにクロージングできなくても、数か月に一度顧問契約が増えれば十分意味を成すわけで、問い合わせの数よりも質で勝負することも可能なのであります。この場合自分が不利になるような土俵にあえて乗らないで、分母が少なくても自分に強みのある土俵で勝負することが重要であります。

これに対して、一度手続き等で関わってから顧問を獲得する目的である税理士の会社設立サポートサイトのようなものは、現状では完全に価格勝負に入っていますので、ダブルライセンスの場合は税理士の顧問契約を増やす為に設立は信じられないような安い金額で受けているのが現状です。

パートナーの司法書士等に設立を依頼する場合でも、顧問契約を取るために持ち出しで顧客の設立の手続きを提供するようなケースもあると思います。

この設立のような業務は件数を稼いで、その中でいい顧客を捕まえていく考えなので、分母が少ないとテーマ設定自体が成り立ちませんので、今後も報酬が上がることは考えにくいと思われます。

また、運営に関しても顧客本位のサービスが増える事は間違いないことで、夜間・土日相談、スピードサポートなどもある程度定着していくでしょう。

弁護士(法律事務所)、司法書士のホームページ

弁護士と司法書士はここ数年「債務整理」という大きなトピックスがありましたので、急速にホームページが増えた分野であります。ホームページが自身の業務を機能させてくれるという事を皆さんが知り得たことで、これからも弁護士・司法書士のホームページは大きく数を増やしていくことが容易に想像できます。

これからは「債務整理」のような大きなトピックスはございませんので、個々が力を入れていくテーマが分散し、それぞれに業務開拓してゆくことになっていきます。「相続」のように比較的大きなトピックスが随時出現し、試されていくでしょう。

その他の士業事務所のホームページ

不動産鑑定士、土地家屋調査士などのホームページは現在でも極端に数が少ないので、現在でもホームページを立ち上げれば、かなり人目に付きます。数が少ないのでまだホームページでの浸透したサービスが打ち出せていないので今後の試行錯誤が必要な資格分野と言えます。

行政書士事務所のホームページは他の士業に比べて最も活発な分野と言えますが、どちらかと言うと専門性の高い方向に行くより、手続きの王道に行ったほうが組織的に儲かる資格ですので、新しいテーマのホームページが生まれ、競争が激しくなるとまた新しいテーマに群がるような傾向は続くと思われます。